仮想通貨が使えるブックメーカーまとめ!仮想通貨を使うメリット・デメリットも解説
- 2022/02/07
- 2022/07/29
仮想通貨(公的な呼び名は暗号資産)は、ブロックチェーン技術を使ったデジタル資産です。投資の対象として有名ですが、ブックメーカーの中には仮想通貨による入出金に対応しているところもあります。
この記事では仮想通貨をブックメーカーで使う際のメリットやデメリットを取り上げ、各ブックメーカーの対応通貨を紹介や特徴も紹介していきます。
仮想通貨に関する基本的な情報はこちらの記事にまとめましたので、よろしかったらご参考ください。
目次
ブックメーカーで仮想通貨を使うメリット
まずはブックメーカーで仮想通貨を使う際のメリットを挙げていきます。
手持ちの仮想通貨をそのまま使える
既に投資などでビットコインをはじめとする仮想通貨をお持ちの方も多いと思います。仮想通貨に対応しているブックメーカーであれば、お手持ちのウォレットから送金可能です。
現時点で仮想通貨をお持ちでない方でものちほど紹介する方法を使えば、気軽にブックメーカーと仮想通貨の両方を試せます。わたしもブックメーカーで購入した5000円分のビットコインが、仮想通貨とのファーストコンタクトでした。
匿名性とセキュリティを両立
ブックメーカーはマネーロンダリング対策に頭を悩ませており、そのため頻繁な入出金を警戒したり、本人確認のため身分証の提出を求めてきます。
ブロックチェーンによって取引記録が残されているため、仮想通貨はマネーロンダリングに利用されにくいです。そのため仮想通貨のみで入出金を行った場合、一部のブックメーカー(スポーツベットアイオー)では本人確認が不要となっています。
自分が情報を漏らしたり、端末がハッキングされない限り仮想通貨はセキュリティもしっかりしています。
これまで仮想通貨がらみで起きた問題は、人為的なものや、ずさんな管理によるものでブロックチェーン技術に問題があったわけではありません。
仮想通貨を使った送金には名前も住所もいりません。生成したアドレスだけが必要となっており匿名性も高いです。
銀行送金よりは手軽で早い
即時入金できるE-walletにはかないませんが、仮想通貨での入出金もお手軽かつ処理が早いものとなっています。
ブロックチェーンを使うため、いくらか時間はかかるものの30分以内には処理が行われます。先ほど説明した通り使うのは生成したアドレスだけです。
おおよそのブックメーカーは銀行送金を受け付けていますが、海外への送金となると手数料も時間もかかります。また、SWIFTコードという海外向けの識別番号も調べないといけません。
ブックメーカー用のE-walletはほぼオンラインゲーミング専用となっていますが、仮想通貨の場合その限りではありません。提携するサービスで仮想通貨が使えたり、もらえたりします。汎用性ではE-walletより仮想通貨に軍配が上がりますね。
ブックメーカーで仮想通貨を使うデメリット
ブックメーカーで仮想通貨を使う際はデメリットや注意点も存在します。実際にどんな弱点があるのか説明していきます。
価値の乱高下が激しい
※出典:ビットフライヤー(https://bitflyer.com/ja-jp/)
投資の対象となっているため仮想通貨は価値の乱高下が激しいです。じわじわと上がる傾向はあるものの、一夜にして大きく下がることもあります。
画像はビットコインの価値を一年という期間で追ったものですが、価値が激しく変動していることが見てとれます。ビットコイン以外の仮想通貨も似たような傾向をもっていて、ずっと横ばいというパターンは多くありません。
ちなみにわたしがはじめてビットコインにふれた時は、1BTC=1万1000ドルぐらいでした。
送金元によっては手数料が必要
※出典:ビットフライヤー(https://bitflyer.com/ja-jp/)
仮想通貨をブックメーカーに送金する時、ウォレットによっては手数料が発生します。わたしが使っているビットフライヤー(取引所兼販売所)では、上の画像のように定められています。
わたしはビットコインを中心に使っていますので、ビットフライヤーのウォレットから少額を送るのは手数料の観点から厳しいです。取引所や販売所によって手数料が異なるので、自身の使い方に合わせて選びましょう。
取引所や販売所のウォレットをブックメーカー用に使うのではなく、仮想通貨自体の購入が可能なスポーツベットアイオーのウォレットを使うという手もあります。
スポーツベットアイオーやそこで購入できる仮想通貨についてはのちほど取り上げます。
ブックメーカーごとに設定が異なる
ブックメーカーごとに対応する仮想通貨は異なります。また、仮想通貨のままベットできるのか、アカウントに入れた時USD(北米ドル)や日本円などの法定通貨に換算されるのかもマチマチです。
そして送金する際、固定レート制なのか変動レート制なのかで送金額の指定も変わってきます。
固定レート制の場合は、小数点以下もきっちり指定しなければならず、時間制限もあります。
変動レート制の場合、細かなことは気にしなくてよいものの、「5,000円分のビットコインを送ったはずなのに、レートが変動して実際入金されたら4,900円になった」ということが多々あります。
たとえば「5,000円以上の入金がプロモーションの対象」となった時、変動レート制で5,000円きっかりブックメーカーに送ろうとすると条件を満たせない可能性があります。
そういう時は変動によって減ることを想定していくらか多めに送りましょう。
「ピナクル」と仮想通貨
オッズの高さで有名なピナクルも仮想通貨に対応しています。ここはオッズの差で利益を出すアービトラージ(裁定取引)も認めています。それくらい自身が提示するオッズに誇りをもっています。
最大ベット額も高く、利益優先のプレイヤーには外せないブックメーカーです。信頼性や実績も群を抜いています。
対応仮想通貨
ピナクルで使える仮想通貨は、ビットコイン、ライトコイン、テザーの三種類です。以前はビットコインしか対応していなかったので、より便利になりました。これ以降もいろんな仮想通貨に対応して欲しいですね。
ピナクルのアカウントで使えるのはUSDや日本円などの法定通貨となっています。仮想通貨で入金を行うと、その時のレートに応じたものに換算されます。仮想通貨のままウォレットで保持できたり、ベットできるわけではありません。
入出金時の注意点
仮想通貨の代表格であるビットコインで入出金を行った際の注意点をお届けします。
ピナクルでのビットコイン入金は固定レート制で行われます。レートが変わらないため入金額がずれることはありませんが、時間制限があり端数まで正確に入力する必要があります。
また、ビットコイン出金時には確認メールが届きます。この確認メールにきちんと返信をしないと出金申請を取り消されてしまいます。
ピナクルでビットコイン出金を行った場合は、こまめにメールをチェックしましょう。
▼ピナクルの詳細ページ
「BONSカジノ」と仮想通貨
BONSカジノはプロモーションが豊富なブックメーカーです。スポーツベット用のフリーベットやリベートのほか、スロットのフリースピンオファーもあるので、カジノでも遊ぶプレイヤーにもってこいの場所です。
娯楽系ブックメーカーですので、オッズはそこまで高くありません。わたしのバスケットボールベッティングに関する経験では、比較的アンダードッグ(不利な方)のオッズが良い印象です。
入金した際はアカウント作成時に選んだ法定通貨に換算されます。
対応仮想通貨
BONSカジノが取り扱っている仮想通貨は、ビットコイン、ライトコイン、イーサリアム、リップル、テザー、カルダノです。幅広く扱っています。
入出金時の注意点
ここではビットコインの例を取り上げます。ビットコインを使った入金において、BONSカジノは固定レート制ではなく変動レート制を採用しています。
表示されたBTCの額はあくまで目安で、実際はレートの変動によって入金希望額からズレが生じます。
BONSカジノは「65USD以上の入金が必要」といった条件のプロモーションが多いです。プロモーション利用時はきもち多めに送った方が良いかも知れません。
入金が必要なプロモーションに関してBONSカジノは分割での入金も認めています。「65USDのビットコイン入金で64USDしか入金できなかった!」ようなケースでも残りの額を入金すればプロモーションの対象となります。
きもち多めに入金するか、足りなかった場合フォローの入金を入れるかはお好みで。再入金の手間を考えると多めに入金した方がスマートかも知れません。
▼ボンズカジノの詳細
「賭けっ子リンリン」と仮想通貨
賭けっ子リンリンは、10ベットジャパンを前身に持つ娯楽系のブックメーカーです。名前や雰囲気は大きく変わったものの、スポーツベットのフォーマットや併設コンテンツは以前と同じような感覚で利用できます。
また10ベットジャパンだった時の名残を、仮想通貨用の入出金システムの名前に見てとれます。
入金した際は、アカウント作成時に選んだ法定通貨に換算されます。仮想通貨のままベットできるわけではありません。
対応仮想通貨
賭けっ子リンリンでは10coinsというシステムを利用して、ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、テザー、ビットコインSVを使うことができます。この10coinsという処理システムの名称が、先ほど触れた10ベットジャパン時代の名残となっています。
自社の名称(10ベット)にちなんだシステムを作っただけあって、比較的多めの仮想通貨に対応しています。
入出金時の注意点
ビットコイン入金の例を見てみると、固定レート制を採用していることが分かります。固定レート制は希望の入金額をきっちり送金できるかわりに、正確な額を送らないと入金に失敗します。
またレートの固定には制限時間が設けられています。10coinsでは長めに時間が設定されていますが、油断せず期限内に送りましょう。
「スポーツベットアイオー」と仮想通貨
仮想通貨で遊べる日本語対応ブックメーカーといえばスポーツベットアイオーを外すわけにはいきません。
通常のブックメーカーは仮想通貨による入出金に対応しているだけですが、スポーツベットアイオーはもう一歩踏みこんだ仮想通貨の取り扱いをしています。
スポーツベットアイオーが他のブックメーカーと一線を画す、その特異性を解説していきます。
▼スポーツベットアイオーの詳細
二種類のウォレットが存在
通常のブックメーカーでは法定通貨でアカウントを開きます。そして仮想通貨による入金があった場合は、その時のレートに従って法定通貨に換算されます。
スポーツベットアイオーではそもそも法定通貨用と仮想通貨用のウォレット2種類が用意されています。法定通貨を使った入金は法定通貨ウォレットへ、仮想通貨を使った入金は仮想通貨ウォレットに送られます。
どちらのウォレットを使って遊ぶか、プレイヤーは対象のウォレットをアクティブ化して選びます。両方のウォレットを同時に使うことはできません。
スポーツベットアイオーでは一部の仮想通貨をクレジットカードなどで購入することができますが、もちろん購入されたものは仮想通貨ウォレットへ行きます。二種のウォレットを横断してやりとりすることはできません。
仮想通貨ウォレットをアクティブにすれば、選択した仮想通貨のままベットできます。ビットコインのように1BTCの額が大きくなりすぎたものには、mBTCやμ(マイクロ)BTCという単位が用意されています。
わたしはビットコインでベットする際はμBTC表示で遊んでいます。少額で遊ぶ場合はμBTC表示が圧倒的に便利です。
対応仮想通貨
スポーツベットアイオーが取り扱う仮想通貨はさすがに豊富です。
▼対応している仮想通貨
- ビットコイン
- オールスポーツ
- テザー
- イーサリアム
- ライトコイン
- トロン
- リップル
- カルダノ
- ドージコイン
他のブックメーカーであまり目にしないオールスポーツは、その名の通りスポーツと関連した仮想通貨です。純粋にブックメーカーで遊ぶだけならいいですが、取り扱っている取引所や販売所が少ないオールスポーツは使いにくいかも知れません。
専用のウォレットとしても使える
取引所や販売所のウォレットを使いそこからブックメーカーに入金する場合、手数料を取られるケースがあることに触れました。
手数料が気になるのであれば、スポーツベットアイオーのウォレットを他のブックメーカーに入金する際のハブのように使うことが可能です。もちろんスポーツベットアイオーでそのままベットすることもできます。
仮想通貨による入出金を頻繁に行うのであれば、スポーツベットアイオーのウォレット中心に遊ぶのも一つの手です。格安手数料を求めて怪しすぎる取引所に手を出すよりは無難かと思います。かくいうわたしもスポーツベットアイオーのお世話になっています。
スポーツベットアイオーはプライズブーストというオッズ強化機能が用意されていて、利用後24時間経つとまた使えるようになります。毎日コツコツ遊ぶ人にぴったりのブックメーカーです。
▼スポーツベットアイオーにビットコインで入金する方法はこちら
まとめ
仮想通貨と各ブックメーカーの関係を解説してきました。スポーツベットアイオーだけウォレットが二種類あったり、仮想通貨を購入出来たりと異質な存在であることがお分かりいただけたと思います。
仮想通貨はブックメーカーと相性が良く、わたしもスポーツベットアイオーからビットコインを扱う生活が始まりました。仮想通貨やブックメーカーに興味がある方は気軽に試してみてはいかがでしょうか?
最後に今回取り上げたブックメーカーの仮想通貨対応表を貼っておきます。
※〇のついた仮想通貨に対応。
カテゴリ:ブックメーカー入門