野球賭博の実態を徹底調査!
- 2020/06/08
- 2020/06/08
日本では、2020年現在公営ギャンブルである競馬や競艇などといった対象スポーツ以外へのギャンブルが禁止されています。
近年でも記憶に新しい出来事ですが、当時読売ジャイアンツの選手だった笠原将生選手他2名がプロ野球10~20試合に対して野球賭博を行い、逮捕されるという事案も発生しています。
そこで今回の記事では、日本における野球賭博での違法性やその実態を徹底的に調査しました!
野球賭博とは?
そもそも野球賭博とは何なのか。
一般的には野球の試合結果を予想し、その勝敗に賭け金銭のやりとりを行うことを指します。
法律によって、野球賭博という項目が定められていて、それに抵触してしまって違法となっているということではなく、試合の勝敗によって金銭のやりとりを行ってしまうことで結果的に日本の賭博罪によってで裁かれてしまうという形となっています。
また、日本で報道がされるような大きな野球賭博の事件においては、そのほとんどが下記のようなルールを決められて、昔から常態化しているようです。
- 胴元と呼ばれる元締めの組織がある
- 掛け金は1試合1万円~
- 火曜日から日曜日までの週単位
個人的に1対1での身内間のやりとりであれば、野球賭博として明るみに出てしまうようなこともないのでしょうが、組織的にやっているからこそ、大きな問題となりやすいという一面もあるのでしょう。
なぜ悪いのか
競馬や競艇などのギャンブルは認められているのに、なぜ野球賭博は違法なのでしょうか?一番大きな理由は八百長の可能性が非常に高く、またそれを見抜くのが難しいからでしょう。
競馬は競艇などは選手が馬券は舟券を購入することが禁じられています。それどころか、騎手やボートレーサーは変に外部に情報を流さないように開催日の前日から調整ルームなどに入り、携帯電話の使用なども禁止されています。
しっかりとした八百長対策が出来ていることに加えて、騎手やボートレーサーはレースで上位入線することによって、自分たちの給料が決まります。わざと負けることへの利点が一切ありません。そうまでしてやっと公営ギャンブルとして認められているのです。
野球の場合は、勝ち負けのみで賭け事が行われているので、組織立って八百長を行うことが可能となります。しかもタチが悪いのは八百長かどうかが非常にわかりにくいということ。
プロの試合ですから、相手によってはたった1回の攻撃でとった点数だけでも試合が決してしまうことも多いです。他の回はまともにプレイするわけですから、八百長かどうかの判断なんて出来ないんですよね。
ではなぜ、日本では野球の次に人気があるスポーツで、同じく勝敗を決めるサッカーのギャンブルであるサッカーくじは認められているのに、野球では認められていないのでしょうか?実は野球くじも導入されるという噂がありました。
野球くじの検討
Jリーグの発足が1992年。野球と比べると歴史の浅いスポーツですが、実はサッカーくじは10年以上も前から導入され、いまなお販売され続けています。
プロ野球のリーグ発足は1930年代とサッカーとはまったく歴史が違うのに、野球くじは導入されていません。早ければ2019年に導入すると言われていましたが、当面見送られることとなったのです。
野球くじを導入するための八百長対策や環境整備などを行うことは、野球くじが導入されさえすれば実はそこまで難しいことではありません。ではなぜ未だ認められていないどころか、見送りまでされるようになったのでしょうか?
実は、実際に選手が八百長を行ったという過去の事件があるからです。
サッカーではそういった八百長が行われたという前例がないので、早めにサッカーくじを導入できたというわけですね。
ブックメーカーを利用する
野球賭博という造語が出来てしまうほど、悪いイメージが定着してしまっている日本ですが、海外で運用されているブックメーカーを利用すれば、違法ではありません。
ブックメーカーは海外に拠点を置いて、その国の法律によって運営されています。日本の法律では裁けないことに加えて、日本の賭博罪は関わった双方が罰せられるというものなので、日本に住んでいながら海外のブックメーカーでプロ野球に賭けることは違法ではないのです。
日本で運営されているサイトやネットを利用しての野球賭博をするのではなく、あくまで胴元が海外の会社となるブックメーカーを使ってプロ野球の勝敗予想を楽しんでみてはいかがでしょうか?
カテゴリ:ブックメーカー入門