ブックメーカーとは?知っておきたい基本情報と違法性について
- 2023/07/07
- 2023/07/07
数多くのスポーツに対して賭け(ベット)が可能なブックメーカーが本場イギリスから現在ではオンラインで賭けが可能なブックメーカーが日本でも広がっています。
ブックメーカーではサッカーや野球等のスポーツを中心に格闘技や選挙などあらゆるジャンルが賭けとして成り立っており、オンラインでのブックメーカーはいつでもどこでも賭けが可能です。
ブックメーカーとは何か?危険性は?違法なのか?様々な疑問点を解説していきます。
目次
ブックメーカーとは
ブックメーカーは主にスポーツの試合を中心としてオッズを設定し賭けを請け負う企業です。元々はイギリスが発祥であり、現在でも合法に賭けを請負い、実店舗での賭けやネット上でオンラインでの賭けでサービスを提供しています。
スポーツの各試合にオッズを設定し、客が試合に賭けをすることで予想が的中すれば投資金額×オッズの金額を払い戻し、負ければ金額は没収という、日本で言う競馬や競艇と近いギャンブルとなっています。
オンラインで賭けが可能
インターネット普及前ではブックメーカーは実店舗での賭けの受付が主流ではありましたが、現在ではインターネットでのオンラインブックメーカーが中心です。
オンライン上のメリットとして自宅や移動先でも簡単に賭けが可能であり、試合を観戦しながら自分のベットしたチームを応援することが可能です。
予めブックメーカーに入金をおこない、入金した金額を各試合にベットする流れが基本的な賭け方となります。
ブックメーカーに賭けれるスポーツ
ブックメーカーは様々なスポーツに対応しており、サッカーや野球を始めボクシングやテニスなどメジャーなものからマイナースポーツまでブックメーカーによってその種類は異なります。
- サッカー
- 野球
- バスケットボール
- テニス
- 卓球
- ボクシング
- ラグビー
- バトミントン
- アイスホッケー
- アメフト
- ゴルフ
- ハンドボール
- サイクリング
- 格闘技
上記スポーツは一例ですが、海外スポーツだけではなく日本のスポーツにも対応しており、一部のブックメーカーではブレイキングダウンやRIZIN、相撲といった格闘技興行にも賭けることが可能です。
サッカーワールドカップやオリンピック、野球のWBC等大きなスポーツの祭典もブックメーカーに対応していますので、応援するだけではなく賭けの要素をプラスすることでより熱くなれるのがブックメーカーです。
日本のスポーツにも対応
ブックメーカーの運営元は海外ではありますが、海外のスポーツだけではなく日本独自のスポーツに対応しています。
Beebet | BET CHANNEL | betway | |
---|---|---|---|
プロ野球 | ◯ | ◯ | ◯ |
サッカー | ◯ | ◯ | ◯ |
相撲 | ◯ | ◯ | ✕ |
競馬 | ✕ | ◯ | ◯ |
ブレイキングダウン | ◯(スポンサー) | ◯ | ✕ |
RIZIN | ◯(スポンサー) | ◯ | ◯ |
日本で開催されているプロ野球や高校野球、サッカーのJリーグや相撲まで賭けの対象となっており、ブックメーカーでサービスの一環として提供されています。
中でもビーベットは人気の格闘技興行である「ブレイキングダウン」や「RIZIN」の公式スポンサーにもなっており、様々な特典があるキャンペーンも同時開催されています。
賭けの方式
日本の競馬や競艇等の公営ギャンブルは賭けの方式が「パリミュチュエル方式」ですが、ブックメーカーは「ブックメーカー方式」となりオッズの方式が異なります。
「パリミュチュエル方式」は集まった掛け金から予め25%前後の胴元の取り分を引いた上で残った金額を分配する方式なので、胴元が損をすることはありません。従って正式なオッズも勝敗が確定してから発表されます。
「ブックメーカー方式」は事前にオッズが発表され、それを参考にユーザーが賭けを行なうこととなりますので、状況によっては胴元が損をし数多くのユーザーが大勝ちをするという状況もありえます。
オッズの決め方
ブックメーカーは試合毎に決められたオッズによって最終的に払い戻される金額が異なります。基本的にオッズが高い場合は人気が低い=実力が劣る等の理由で勝率は低いものの勝てば配当が大きくなります。オッズが低い場合は逆で実力があり勝率が高いということになります。
公営ギャンブルの場合はオッズは人気に左右されますが、ブックメーカーの場合は単純な人気だけではなく、独自に過去のデータやリアルタイムの状況を元に緻密な計算で決められていますので、ブックメーカー運営毎にオッズが異なります。
選手名 | Beebet オッズ | BET CHANNEL オッズ | 選手名 | Beebet オッズ | BET CHANNEL オッズ |
---|---|---|---|---|---|
10人ニキ | 2.70 | 5.75 | こめお | 1.25 | 1.11 |
ミスター・ホンデ | 2.30 | 1.98 | YURA | 1.35 | 1.78 |
ジョン・ジェイル | 1.25 | 1.75 | 小柴亮太 | 2.70 | 2.01 |
舞杞維沙耶 | 1.60 | 1.62 | 松井健 | 1.90 | 2.21 |
上記は一例で、格闘技のブレイキングダウンの各試合のオッズとなりますが、ブックメーカー毎に同じ試合でもオッズが異なります。
全体的に勝敗の目星は変わりませんが、オッズについてはかなりの差があり決め方は一定ではありませんので、ブックメーカー選びも重要となります。
ブックメーカーの運営について
ブックメーカーは海外の企業によって運営されており、スポーツ関連の企業やゲームの企業など様々な企業との提携や情報提供、人材を元に運営されています。
運営元は海外企業
ブックメーカーの発祥はイギリスですが、現在はネットが主流のため実に様々な国にて運営されています。基本的に日本での運営は違法なので日本にブックメーカーは存在していません。
日本向けに「言語が日本語」「日本語でのサポート」に対応しているブックメーカーも数多く存在していますが、あくまでも運営元は海外であり、当然所在地やサーバーも海外となります。
代表的な企業として上場企業の「ウィリアムヒル」がありますが、こちらはイギリス最大のブックメーカーであり世界中で営業をしており、国に認可を受けた国営に近いブックメーカーとして成長しています。
運営のライセンスが必要
ブックメーカーはギャンブルであることに間違いはありませんので、海外でも運営をするには許可が必要となります。その許可を示す許可証がライセンスとなり、ライセンスを所有しているブックメーカーは国から認められた安心して遊べるブックメーカーとなります。
主なブックメーカーのライセンス:
・マルタライセンス(マルタ共和国)
・キュラソーライセンス(オランダ)
・マン島ライセンス(イギリス)
・オルダニーライセンス(イギリス)
このライセンスは運営元が所属する国で発行する必要がありますので、国によってライセンスの種類は異なります。中には取得するのが非常に難しいライセンスもあり、「マルタライセンス」は最も審査が厳しいものとなりますので、取得しているブックメーカーはそれだけで信頼度が高いブックメーカーの証明となります。
日本向けに最適化されている
一部のブックメーカーは日本語に対応しており、日本からでも不自由することなくブックメーカーを利用可能です。サイト内の表示言語は勿論ですが、電話やチャットのサポートも日本語対応しているブックメーカーも存在します。
言語だけではなく重要な入金方法や出金方法も日本向けに最適化されており通貨こそ日本円は使用できませんが、日本の代表的な銀行への入金や、ほぼ全ての銀行口座へ勝ち金を出金することが可能です。
Beebet | BET CHANNEL | betway | |
---|---|---|---|
日本語表示 | ◯ | ◯ | ◯ |
日本語サポート | ◯ | ◯ | ◯ |
銀行振込 | ◯ | ◯ | ◯ |
ブックメーカーは公式スポンサー
ブックメーカーの運営元は様々なスポーツの公式スポンサーにもなっており、スポーツ業界の成長と発展に貢献しています。
通常サッカー等のプロスポーツのスポンサーはお金を払えばなれる訳ではなく、チームの評判にも繋がりますので選ばれた企業のみがスポンサーになることが出来ます。
一般的にはギャンブル企業であるブックメーカーではありますが、公式スポンサーになれるということがブックメーカーの信頼性を高める結果となり、公正な企業であるという証明です。
ブックメーカーがスポンサーのスポーツ:
・ブレイキングダウン(格闘技)
・RIZIN(格闘技)
・ユヴェントス(サッカー)
・アーセナル(サッカー)
・サウサンプトン(サッカー)
・セルティック(サッカー)
・フォーミュラ1(F1)
ブックメーカーは違法なのか
結論から言うと日本でのブックメーカーの利用は違法ではありません。
但し、様々な条件があり海外のブックメーカーであれば全てが合法とはならず、知らずに利用していて気づいたら違法だったということもありますので、ブックメーカーを利用する時は必ず合法サイトであるか確認をしましょう。
日本でのサービスは違法
ブックメーカーはギャンブルサイトであり、海外ではライセンスを取得して運営していますので当然合法ではありますが、日本での運営は違法となっています。
所在地が日本の企業がブックメーカーのサービス展開は違法であり、会社の所在地が海外でもサーバーが日本の場合も当然違法です。
合法になるには海外の企業が運営しており、サービス(サーバー)の所在地も海外であることが必須です。
利用は違法ではない
あくまでも違法となるのは日本で運営をしている場合や日本でサービス展開をしている場合となりますので、海外のブックメーカーを日本から利用するのは合法となります。
ブックメーカーの特徴
・日本で運営をしている=違法
・日本でサービスを展開している=違法
・海外で運営とサービスを展開している=合法
・日本の店舗のパソコンでブックメーカーの利用=違法
一部例外として日本に存在する地下カジノやインターネットカジノなどで海外のブックメーカーを利用すると、賭博開帳罪となり違法になりますので、その時に客として来店していると罪に問われる可能性があります。
ブックメーカーを利用する場合は必ず信用できるサイトで、お店などを通さずに個人のパソコンやスマートフォンを利用して遊びましょう。
まとめ
ブックメーカーはイギリス発祥の賭け専門の企業であり、海外で運営され様々なスポーツにて賭けを受け付けています。
ブックメーカー利用の条件
・スポーツに賭けることができる
・日本からも利用可能
・全ての対象にオッズが指定されている
インターネットでのオンラインブックメーカーが主流であり海外のスポーツや日本のスポーツ、格闘技まで対応し、オッズによって払い戻される金額が異なります。
日本語にも対応しており、勿論日本からも合法に利用可能ですので、スポーツファンの方やギャンブル好きの方の利用も多く海外サイトではあるものの安心して利用できます。
オススメのブックメーカー
BeeBet
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カテゴリ:ブックメーカー入門