【脱税注意】ブックメーカーの利益には税金が掛かる!

  • 2020/04/16
  • 2020/04/16
【脱税注意】ブックメーカーの利益は税金が掛かる!脱税に注意

最近じわじわと人気を集めている海外ギャンブルブックメーカー。

その人気の秘密は、日本では禁止されている野球などでの勝敗予想をお金を賭けてできることにあります。

そんなブックメーカーですが、税金がかかることを知っていますか?意外と知らいない人が多いかと思います。

このことを知らずにいると、あとでとんでもないことになりかねません。

今回はブックメーカーの税金について解説します。

税金が発生する条件

税金が発生する条件

税金が発生すると聞くと、たとえ100円の利益でも発生するのかと不安を抱く人もいるかと思います。

すべての利益に対して税金が発生するということではなく、税金が発生する条件があるのです。

その条件を満たしていなければ、税金は免除され払う必要がなくなります。

ブックメーカーで税金が発生する条件について解説していきましょう。

①年間の勝ち額(利益)が20万円以下

まず、どれくらいの利益が出たら税金を支払う必要があるのか、これについて一番疑問を抱くと思います。

税金が発生する金額について解説すると、それは「年間20万円以上の利益」が発生した場合です。

そのため税金をどうしても払いたくない場合は、年間の利益を20万円以下に抑える必要があるでしょう。

利益に対しての詳しい税率については、後ほど詳しく解説します。

まずは税金が発生する年間利益の金額について理解しておきましょう。

②日本の口座へ出金(送金)していない

それからもうひとつ税金が発生する条件として大きなことがあります。

それは「利益が日本の口座へ出金」されていることです。

これはつまり、どの時点で利益に税金がかかるかということになります。

税務署は基本、日本国内の口座に対して納税義務があるかどうかを調査しているのです。

ブックメーカーは海外業者であり、利益はいったん海外口座に反映されます。

つまり利益を日本口座にさえ移さなければ、納税対象にはならないということです。

以上が、ブックメーカーの利益に対して納税義務が発生する条件についてでした。

ここでもう一度まとめてみましょう。

  • 納税義務発生条件
    「年間の利益が20万円以上であること」「利益を日本口座へ送金していること」

以上が条件になりますので、税金を払いたくない人は、この条件を満たさないように、自身で調整する必要があるので注意してください。

ブックメーカーの税率

ブックメーカーで税金が発生する条件がわかりましたね。

次はどのくらい金額に対して税率がかかるのか、ブックメーカーの税率についてみていきましょう。

まずは、簡単にどのくらい税率がかかるのか下にまとめました。

  • 20万円~195万円→5%
  • 195万円より上~330万円以下→10%
  • 330万円より上~695万円以下→20%
  • 695万円より上~900万円以下→23%
  • 900万円より上~1800万円以下→33%
  • 1800万円より上~4000万円以下→40%
  • 4000万円超→45%

これが利益に対する税率です。

ブックメーカーおよび海外業者での投資利益は雑所得として分類されるためこのような税率になります。

最大で45%になるのですが、これに住民税が10%適用されるため、最大で55%もの税率がかかるのです。

しかし、税率によっては控除があるため、一定額差し引く必要があります。

利益から55%まるごと税金を払わなければいけない、というわけではありません。

少しややこしくなりますので、次に具体的な税金の計算方法について解説します。

税金の計算方法

税金の計算方法

どれくらいの利益に対して、どれくらいの税率がかかるのかについても理解できたでしょうか。

次は税金の計算方法について、計算式を中心に簡単に解説します。

給料も含めて税金の計算をする

多くの人がブックメーカー以外に収入を得ていると思います。

勤めている会社からの給料を含めた税金の計算方法についてみていきましょう。

ちなみに雑所得というのは、すべての所得を合わせた金額に決められた税率が発生します。

そのため、普段お勤めされている会社の給料なども含める必要がありますので、注意してください。

例としてまず、会社からのお給料が年間で300万円だとします。

そしてブックメーカーで得た年間の利益が100万円だったとしましょう。

  • 所得税:(300万円+100万円×20%)-427,500円=37万2500円
  • 住民税:(300万円+100万円)×10%=40万円

以上が計算方法になるので、収める金額は37万2500円+40万円で77万2500円になります。

次は、万が一税金を納めずにいたらどうなるのかについて見ていきましょう。

脱税がバレた時にどうなるか

脱税がバレた時にどうなるか

税金について理解できたと思います。

ここでは税金がかかることを知りながら、支払わなかった場合つまり脱税がバレたときどうなるのかについて解説しましょう。

莫大な追加課税を支払う事になる

まず、言っておきますが脱税は犯罪です。それだけはしっかりと理解しておいてください。

脱税がバレた場合、今まで収めるはずだった税金を支払うのは当たり前ですが、罰として追加徴税がかかります。

つまり本来の金額以上を支払う必要があるのです。

追加徴税についてはいくつか種類があるため、ここでは伏せますが、かなりの金額上乗せされることになります。

最悪支払えず自己破産なんてこともあり得るでしょう。

仮に自己破産したとしても、支払い義務が帳消しになることはないので、きちんと支払ってください。

悪質な場合逮捕・起訴の可能性も

さらに最悪の場合、逮捕や起訴される可能性もあります。

逮捕されてしまえば前科が付きますし、起訴され裁判になればさらにお金がかかりますので、脱税は絶対しないようにしましょう。

以上が、脱税した場合のリスクについてでした。

せっかく稼いだお金に高い税率が付き支払いたくない気持ちはわかります。

しかし、納税は国民の義務です。

嫌でも後でバレた時のことを考えたら安いと思って、しっかりと税金を納めるようにしましょう。

まとめ

以上、ブックメーカーの税金についての解説でした。

税金といわれると難しいというイメージを持つ人が多いと思います。

しかし難しいから支払わなかったは言い訳になりません。

わからないのであれば、税務署に行って相談するなどして税金の支払い漏れがないよう気を付けましょう。

またどうしても払いたくないのであれば、税金が発生しないように自分で調整しましょう。

カテゴリ:ブックメーカー入門

この記事を書いた人

マイブックメーカー 管理人

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