【ブックメーカー】サッカーで人気のある賭け方を分かりやすく解説!
- 2020/08/24
- 2020/08/25
ブックメーカーの世界でサッカーは人気者です。野球も日本やアメリカで人気がありますが、世界中にプロリーグがあるサッカーにはかないません。
サッカーは野球やバスケットボールのように試合数はあまり多くありませんが、予想するためのデータも集めやすく、ブックメーカーで遊ぶならおさえておきたいスポーツです。
今回はスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)というブックメーカーを例に、サッカーの中でも人気の高い賭け方を見ていきましょう。
目次
サッカーなら世界中のリーグにべット可能
スポーツベットアイオーのサッカー本日開催ゲームを開いてみました。開いたのが平日だったのでJリーグはありませんが、これだけのリーグが用意されています。これが土日になると更にリーグ数が増え、Jリーグも加わります。
人気のプレミア、セリエA、ラ・リーガはもちろん、主にヨーロッパのリーグがずらっと並んでいますね。
皆さんが好きなチームが所属するリーグはまず間違いなく対応しているでしょう。
基本のベットは1×2
プレミアでの試合です。サッカーの基本となるベットは「1×2」という形で表されます。「1」はホームチーム、「x」はドロー、「2」はアウェイチームを指します。
この画像だとリバプールがホーム、チェルシーがアウェイです。
これが基本形ではあるものの、実際は他の賭け方をされる方が多いです。なぜ、基本の1×2があまり使われないのか書いていきます。
実力差がありすぎるとベットしづらい
ホームチームが強すぎて、アウェイチームと実力差がありすぎると、ホームチームのオッズが低下しすぎてベットしづらくなります。1.3未満のオッズになることも。
勝ち取れる額が少ないとベット額が膨らみ、負けた時のダメージがでかいです。また、確実に勝てると思っているため、負けた時のイライラもやってきます。
ドローが当てづらい
1×2の「x」にあたるドローの部分が難しいです! そこそこの確率で起こるとはいえ、ドローをピンポイントで狙えるのはよっぽどサッカーに詳しい人でしょう。サンプル画像でもドローのオッズが一番高く設定されています。
保険的なベットをドローに置きにいくのもアリなんですが、そんなことしなくてもドローを排除した賭け方がそもそも用意されているので、そちらを選んだ方が早いです。
自らドローまでカバーしにいく場合は、どれくらいベットすればよいか計算が必要ですが、用意されている賭け方であればその手間はありません。
ドローが怖い場合に使う「ドローノーベット」と「ダブルチャンス」
ブックメーカーにはドロー(引き分け)を回避するための賭け方が用意されていますので、次はそちらを解説していきます。
ドローが『ベット的な引き分け』となるドローノーベット
「DNB」とも略されるドローノーベットは、その名の通りドローとなった場合は『ベット的な引き分け』として扱い、勝ちも負けもつかずベット額が返金されるものです。
フリーベットを使った場合は返金されませんので、そこだけは気をつけましょう。1×2に比べると、ぐっとシンプルになります。
ドローまで含めるダブルチャンス
ダブルチャンスは基本形である1×2のうち2つにベットする賭け方です。勝率が上がるためオッズも低くなります。ベット額が膨らんでもいいから手堅く勝ちたいプレイヤー向けです。
他にもドローを回避するための賭け方があるので、次はそれを取り上げたいと思います。
ハンディキャップより少し複雑なアジアンハンディキャップ
「AH」とも略されるアジアンハンディキャップでもドローを回避できます。
強いチームにマイナスのハンデ、弱いチームにプラスのハンデを与えるハンディキャップベットは、他のスポーツでも見られる賭け方です。
ただ、1点1点が非常に重いサッカーらしい側面を、このアジアンハンディキャップはもっています。
セリエAでの試合です。ホームのユヴェントスにマイナスのハンデ、アウェイのラツィオにプラスのハンデがついています。そして、-1.5/-2のように、2つのハンデがついているものも存在します。
サッカーについて詳しくなかった自分は、最初ハンデが2つ付いている意味が分かりませんでしたが、アジアンハンディキャップ特有の表記でした。
ハンデを結果にプラス(マイナス)し勝ち負けが決まる。ドローは返金
実際の試合結果から、ハンディキャップに設定された数値を足したり引いたりするのが「アジアンハンディキャップ」です。
例えば、上記画像でユヴェントス(-1)に賭けたとしますね。この場合、ユヴェントスの得点から1点差し引かれるため、各試合結果は次のようになります。
- ・ユヴェントス3-1ラツィオ=1点引かれても2-1なので勝ち
- ・ユヴェントス2-1ラツィオ=1点引かれると1-1となりドローなので返金
- ・ユヴェントス1-1ラツィオ=1点引かれると0-1となるので負け
- ・ユヴェントス0-1ラツィオ=1点引かれるまでもなく負け
アジアンハンディキャップでは、ドローは負けではなく『ベット的な引き分け』扱いで返金となります。
より細かなベットができる2つのハンデ
2つのハンデがついたケースを見ていきましょう。なれてくると使いたくなる頼もしい賭け方です。
表記された2つのハンデは、両方に半分ずつベットすることを指します。(-0.5/-1)なら-0.5のハンデにベット額の半分、-1のハンデに残りの半分がベットされます。
ユヴェントス(-0.5/-1)に賭けた例を見ていきましょう。
- ・ユヴェントス3-1ラツィオ=0.5点引かれても2.5-1で勝ち。1点引かれても2-1で勝ち(両方勝ち)
- ・ユヴェントス2-1ラツィオ=0.5点引かれても1.5-1で勝ち。1点引かれると1-1で引き分け返金(半分勝ち半分引き分け)
- ・ユヴェントス1-1ラツィオ=0.5点引かれても0.5-1で負け。1点引かれると0-1で負け(両方負け)
- ・ユヴェントス0-1ラツィオ=点数引かれるまでもなく負け
半分勝ち、半分負けが生まれるのがこの賭け方の特徴です。この2つのハンデは「スプリット」や「ツーウェイ」とも呼ばれます。
また、ハンデを2つ表記せず、-0.75と中間の数値で表すブックメーカーもあります。
個人的には2つのハンデで表してもらった方が分かりやすいので、1.25という表記があった場合には、1/1.5と2つに分けて(スプリット)して考えるようにしています。
どのスポーツでもよく見られるオーバーアンダー
「オーバー/アンダー」は両チームの合計得点が基準となる点数より、上か下かを予想する賭け方です。
この賭け方は他のスポーツでも見られるなじみのあるものですね。
サッカーではこの「オーバー/アンダーベット」を「ゴールライン」と呼ぶこともあります。2.5点がオーバー/アンダーの境目として使われることが多いです。
ここでもスプリットが登場していますね。アジアンハンディキャップ同様、半分勝ち、半分負けのケースが出てきます。
たとえば、アンダー2.5/3でベットしたら、合計得点が3点の時に半分が負け、半分が引き分けからの返金となります。
逆に、オーバー2.5/3でべットして、合計得点が3点の場合は半分が勝ち、半分は引き分けとなります。
▼「オーバー」を使った攻略法はこちら!
「BTTS」ってなに?
BTTSは「both team to score」の頭文字をとったものです。
「BTTS」とは、両方のチームが得点するかどうかについてベットする賭け方ですね。けっこうメジャーな賭け方で、オーバー/アンダーと組み合わせられることも多いです。
オッズの上昇をはかるための「組み合わせベット」
先ほど触れた組み合わせのあるベットについて紹介します。
▼「BTTS」と「1×2」の組み合わせ
これはBTTSと1×2を組み合わせたものです。
▼「BTTS」と「オーバーアンダー」の組み合わせ
これはBTTSとオーバーアンダーを組み合わせたものです。両チームが得点した時点で2点に達しているので、オーバー2.5と組み合わせられることが多いです。
組み合わせベットはオッズがもの足りなかった時や、ゲームの展開が読める(と思った)時に使います。
データ重視で攻めるマニアックなベット
よりデータを重視するプレイヤーは、前半だけの勝ち負けやオーバー/アンダー、コーナーキックの数やファール数、ポゼッションの支配率や得点者などにベットします。
データ収集力や展開を読む力が必要になるので、熟練プレイヤー向けの賭け方です。
こういうデータありきな項目に自信をもって賭けられるプレイヤーになってみたいですね!
まとめ
サッカーの賭け方について紹介してきました。
ドローの予想が難しいため基本形となる1×2より、アジアンハンディキャップ、総得点のオーバー/アンダー、BTTSの方がベットしやすいです。
半分勝ち、半分負けが生じるアジアンハンディキャップのスプリットは、慣れてくると魅力的な賭け方になります。
データを分析できればもっと細かで奥深いベットができるのがサッカーの魅力ですね。
▼今回の記事で紹介したスポーツベットアイオーの詳細はこちら!
カテゴリ:ブックメーカー入門