ブックメーカーでNBAを攻略する時に参考にしたい情報まとめ
- 2021/02/22
- 2021/08/20
いくら日本人選手が増え、以前より注目度が上がったとはいえ、ニュースなどで自然とNBA(北米のバスケットボールリーグ)の情報が集まるわけではありません。ベットする際は、自身で情報を集める必要があります。
この記事では、ブックメーカーのマーケットとして人気の高いNBAのまとまったデータを確認する際、どのような手段があるか説明していきます。
目次
ブックメーカー内の対戦データ
一部のブックメーカーではNBAでベットする際、いくらかのデータがチェックできるところがあります。
今回はモバイル用のサイトを取り上げています。PC版ではデータを確認できるブックメーカーが増え、より細かな情報を確認できる可能性があります。
スポーツベットアイオーで確認できるNBAのデータ
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)では最近の戦績を確認できます。勝ちと負けが別の色で表示されているので、どのような流れで現在にいたるのか一目で分かります。
連敗続きのチームがいきなり連勝街道をひた走るケースはほとんどありません。エースがケガから復帰したり、効果的なトレードに成功したり、ヘッドコーチが替わるなどのきっかけがなければ、流れを変えるのは難しいです。
もちろん、対戦相手が弱いため楽に勝ちを積み上げてきたケースもあるので、どこに勝ったかも重要です。連勝中、連敗中の対戦相手もチェックしてみましょう。
現在の成績や、カンファレンス内およびディビジョン内での順位も確認できます。それぞれのチームが記録した直接対決のベストスコアも取り上げられています。
レギュラーシーズンも終盤に差しかかってくると、順位をチェックする重要度は増します。プレーオフに出られるかどうかの当落線上にいるチームと、もはやプレーオフをあきらめ再建モードに入っているチームではモチベーションが違います。
あきらめモードのチームは、既に来シーズンへと視野を向けていますし、そんな状況でケガをしたくないのが本音です。反対にプレーオフの望みがあるチームは多少の無理をしてでも激しく戦います。
両方のチームが現在どのような状況なのか、そこまでふまえてベットできるようになりたいですね。
ネットベットで確認できるNBAのデータ
ネットべットでも直接対決の結果をスコア付きで確認できます。また、最近の戦績も色分けされて表示されています。また、ブックメーカーが想定している勝率も載っています。
想定している勝率がのっているので、自分の予想と比べやすいです。親切な設計と言えます。
ネットベットでは更に、ゲーム数とPPG(一試合の平均得点)も確認できます。プレイヤーの得点にベットしたい時とても便利ですね。
他にもクォーターごとの得点データも用意されています。ネットベットはサッカーだけではなく、バスケットボールの取り扱いにも力を入れているようです。
NBAジャパン、Rakutenなどの公式データ
NBAに関する一番確実な情報は、NBAジャパンの公式ページや、独占契約を結んでいるRakutenにて確認できます。
NBAジャパン公式情報は、スポーティングニュースが担当
NBAジャパンの公式情報を調べると、スポーティングニュースのページに行き着きます。公式情報はスポーティングニュースが担当しているようです。
モバイル版のメニューでは、ニュースをはじめスコアや日程、順位表や個人成績などのデータも含まれています。
また、スポーティングニュースはNBAだけではなく、MLBなどの海外スポーツや日本のプロ野球も取り扱っているため、スポーツベットに関する総合的な情報をチェックできます。
お気に入りのチームを軸にベットを構成する場合、チームスタッツのチェックは欠かせません。画像はシーズン前のものなので不完全ですが、情報が集まってくると、どのような戦い方をするチームなのかわかってきます。
いくつかのチームを軸にベットする場合、日程や場所も確認したいところです。サッカー同様、ホームチームが圧倒的に有利なのがバスケットボールです。
チーム日程の中で『vs』と書かれてあるのがホームゲーム。『at』と書かれてあるのがアウェイのゲームです。特にオーバーカンファレンスと呼ばれる、別の地区への長期遠征は選手の負担が大きいです。
日程が詰まっているとケガもしやすいですし、場合によってはエースを休ませる可能性も出てきます。また、中盤までに大量の点差がついて負けている場合、主力を引っこめてゲームを捨てる確率も高くなってきます。
今度は日本マーケットでの独占契約を結んでいるRakutenのページを見ていきましょう。
そのまま動画もチェックできるNBA Rakutenのサイト
日本での放映に関しRakutenはNBAと独占契約を結んでいるため、試合を視聴する場合は必然的にここ、「NBA Rakuten」のお世話になります。試合を視聴できるだけではなく、チームの順位や試合の結果も確認できます。
これから試合を視聴しようとする方の邪魔をしないよう、試合の結果表示をオフにすることもできます。『score』と書かれてある右上のスイッチで切り替えます。
試合結果確認ページでは、フィールドゴールパーセンテージや、3ポイントパーセンテージ、フリースローパーセンテージなど、基本的な情報が確認できます。ただ、これですと「シュートの調子が良かったかどうか」わかるぐらいで情報としては物足りません。
地区ごとの順位表も確認できます。やはり基本的な情報が中心で、ベットの成否に直結しそうな情報を一目で探すのは難しそうです。とはいえ正確な情報が見こめる公式情報ですので、ケガ人やトレードの情報を確認するのはもってこいです。
NBA Rakutenでは、チームの成績をチェックするより、最近の確実な情報をキャッチするという使い方が良いかも知れません。
専門雑誌のデータ
これまではインターネット経由の情報を取り上げてきましたが、NBAの専門誌も月刊という形で刊行されています。
画像は2021-22シーズン用の選手名鑑です。毎月買うほどではないと感じる方にも、開幕前のチーム情報がつぶさに分かる選手名鑑は魅力的だと思います。
アナログな紙の雑誌は確かに場所をとり捨てる手間もありますが、ブックメーカーのモバイルサイトをスマートフォンで開きながら、手元の雑誌で情報を確認できるというメリットもあります。
スマートフォン一台のみでブックメーカーのベットからNBAの情報収集を行おうとすると、アプリやページを切り替える手間が生まれますが、手元に雑誌があれば切り替えの負担が軽減します。
また、スマートフォンを長時間利用していると目が疲れてしまいます。仕事などでさらにPCを扱う人は余計に眼精疲労がたまりやすいです。その点紙の雑誌はかさばるものの視力への負担は少ないです。
インターネット経由の情報に比べると鮮度は劣るものの、専門誌だけあってしっかりと戦力が分析されており、チームやプレイヤーにも数字などでランクがつけられています。NBAを見始めたばかりの人にとって、雑誌内での指標はかなり役立つのではないでしょうか?
英語のデータベースサイトをチェック
今度は一般向けのデータではなく、スポーツベットをたしなむ人向けのデータに目を向けてみましょう。
バスケットボールでは、点差を設定したハンディキャップベット(ポイントスプレッドとも)や、試合の総得点が定めた点数を上回るか下回るかに賭けるオーバー/アンダーベット(トータルとも)が人気です。
設定された点差に対し、それを上回ったかどうかを示すデータはATS(アゲインスト・ザ・スプレッド)と呼ばれます。ATSはバスケットボールでベットするならおさえておきたい情報です。
『NBA data ATS』と検索すると、いくつか英語のサイトが見つかります。今回はその中で、シンプルで分かりやすいチームランキングスを取り上げます。
残念ながら英語のみのサイトですが、バスケットボールでのベットに使う用語が分かっていれば、英語力はほとんど必要ありません。
NBAに関する主要データは三種類です。純粋な勝ち負けを指す『Win/Loss』、点差を設定した際の勝ち負け引き分けを示す『ATS』、総得点オーバー/アンダーに関する情報を示す『Over/Under』です。
サンプル画像では、NBAの2020-2021シーズンのATSに関するデータ全てが表示されています。『ATS Record』の欄に表示されているのが、ハンディキャップベット時の勝ち負け及び引き分けです。
たとえば『3-5-1』とあった場合、ハンディキャップベット時に設定した点差を3回上回り、5回下回り、1回は点差ぴったりの(ベット的な)引き分けということです。
このATSのデータを調べれば、点差以上に勝ったり強豪相手に食らいつくチームなのか、いつもギリギリの戦いをしたりボロ負けするチームなのかが分かります。オーバー/アンダー中心で遊んでいる方には『Over/Under』のデータも重要です。
『Over/Under』のデータも左から定められた総得点を上回ったケース、下回ったケース、総得点ぴったり(ベット的には引き分け)のケース順に表示されています。たとえば『8-1-0』だったら予想を上回る得点力を見せつけていることになります。
ただ、オーバー/アンダーの場合は相手も得点を取る必要があるため、片方のチームだけが強く一方的な展開になると、あまり得点が伸びないことも。セカンドユニットの得点力や、圧勝時にどこまで激しくディフェンスをするかも考慮しておきたいです。
ATSに関するサイトはいくつか存在するので、自分の使いやすいところを選びましょう。チーム名や用語をおさえておけば英語のサイトでも欲しいデータは見つかります。
ブロガベットなどの予想投稿サイト
あまりにも覚えることが多く自分で予想を立てるのが難しいという方には、予想投稿サイトを参考にするという手があります。
こちらも英語のサイトが中心ですが、NBAの予想投稿を見るだけならさほど英語は使いません。
予想投稿サイトとしては最大級のブロガベット
予想投稿サイトの代表格がブロガベットです。サッカーを中心にすさまじい数の予想がtipという名称で投稿されています。分析つきの投稿は、英語以外にも様々な言語で投稿され国際色豊かです。
Tips→Basketball→NBAとメニューをたどっていくとNBAの予想投稿をチェックすることができます。
どちらが人気か一目で分かるベッティングエキスパート
ベッティングエキスパートも英語の予想投稿サイトの一つです。こちらの利点はどちらのベットが人気か一目で分かるところです。
オッズの変化を追っていけば、どちらに人気が集まっているのか分かりますが、そのためにはオッズが提示された時からその変化を追う必要があります。
ベッティングエキスパートであれば、どちらが人気なのか投稿されているtipの数で確認可能です。一目で確認しやすい仕様になっていて、ブックメーカー界での人気をつかみやすいです。
一つの予想をじっくりチェックするのではなく、世間での人気を軽く参考にするだけなら、ブロガベットではなくベッティングエキスパートの方が使いやすいかも知れません。
まとめ
NBAでのベット時参考になる情報として、ブックメーカー内の対戦データ、NBAジャパンやNBA Rakutenなどの公式情報やニュース、NBA専門誌、ハンディキャップベットに関係するATSを取り扱ったサイトや予想投稿サイトを取り上げて参りました。
自分で立てた予想がぴたり的中した時の気持ちよさは格別なものがあります。NBA観戦とスポーツベット、情報収集を楽しめるようになれば、自然と選手の名前やチームのデータが頭に入っていきます。
データ収集の近道はNBAを楽しむことかも知れませんね。
▼NBAにべットできるブックメーカーはこちら
カテゴリ:ブックメーカー攻略