MGSに入金する方法をすべて解説!銀行振込は詳しい手順も紹介
- 2021/06/08
- 2021/06/09
MGSは一部のブックメーカーの入出金に使えるプリペイド型のE-walletです。この記事では、MGSアカウントへのチャージ(入金)に関する情報や、実際の入金手順を解説していきます。
なお、入金手順のサンプルとして銀行振込を取り上げ、その他の入金手段については簡単な手順と注意点を取り上げていきます。
MGSの入金に関する情報
MGSは「Multi Gate System」の略で、一部ブックメーカーで使えるプリペイド型のE-walletです。ポイント制を採用しており、入金した金額はポイントという形で扱われます。
まずは事前に入金に関する特徴を見ていきましょう。
専用のプリペイドIDに対するチャージ
MGSでアカウントを作ると、英数字が入り混じった自分専用のプリペイドIDが発行されます。このIDを使いブックメーカーで入出金を行います。
また、MGSアカウントにチャージする際にも、このプリペイドIDを使います。
▼赤枠の部分がプリペイドIDです。
自分専用の番号ですので、他のユーザーに教えてはいけません。サンプル画像でもモザイク処理をほどこしています。
1ポイント=1円
MGSではポイント制を採用しています。チャージした金額はポイントとして管理されます。1ポイント=1円となっており感覚的につかみやすいです。
北米ドルやユーロなどでアカウントを作ったブックメーカーとポイントのやりとりをすると、為替の関係で端数が生まれますが、これは致し方ありません。
チャージ(入金)にはポイントゲートウェイを利用
MGSアカウントにポイントをチャージする場合は、「ポイントゲートウェイ」という決済サービスを利用します。
この決済サービスをはさむことによって、パナマのライセンスを取得し運営されているMGSに格安の手数料でチャージすることができます。
銀行振込なども、コストが高く面倒な海外送金ではなく国内銀行振込となっています。
チャージの手段は三種類
現在MGSにポイントをチャージできる手段は下記の三種類です。
- 銀行振込
- コンビニ決済
- 電子マネー決済(エコチップ)
先に述べたように、全てポイントゲートウェイというサービスを経由して行います。
実際の入金手順や要点はのちほど詳しく説明します。
MGSアカウントへの最小入金額および最大入金額
全ての入金手段において最小入金額は1000円となっています。
ただし、最大入金額は入金手段によって異なります。
▼入金手段別の最大入金額
●電子マネー・・・10万円
●コンビニ決済・・・30万円
●銀行振込・・・100万円
最小入金額は1000円となっていますが、コンビニ決済では少なくとも300円、銀行振込でも各金融機関の定めた手数料がとられるため、最小額の1000円をチャージすると手数料が割高になってしまいます。最小入金額でのチャージは避けた方が良いでしょう。
手数料と入金額のバランスがとれてくる2000円以上のチャージをおすすめします。
今後は仮想通貨にも対応か?
「現在メンテナンス中です」との文字がありますが「Saiwin Coin Commerce」という仮想通貨(正確には暗号資産)の決済サービスもMGSのサイトには見てとれます。
仮想通貨を活用する方にとっては、開始が待ち遠しいサービスですね。情報を確認した2021年6月の時点ではメンテナンス中でした。
入金前にKYC書類を提出しよう
MGSでは入金する前にKYC(Know Your Customer)書類の提出が必要となります。
KYCとは本人確認のことで、銀行口座を開設する時や、クレジットカードを作る時にも運転免許証などを提出して行う本人確認と同じことです。
ここではMGSにおけるKYC書類提出の流れを説明していきます。
KYC書類提出へのアクセス
サイトの右上にあるメニューボタンをタップし、その後アカウントを選択します。
すると、アカウントメニューが分岐しますので、その中から本人認証(KYC)を選択します。赤い枠で囲んである部分です。
提出を行う3種類の画像
本人認証を受けるために、KYCのページへ行き3種類の画像を提出します。
下のサンプル画像では既に提出を終えているため「承認済」となっていますが、1枚ずつ画像を選択し送信していきます。
送る画像は、下記の3点です。
- 運転免許証やパスポートなどの写真付き身分証
- 住所が記載されている公共料金などの請求書
- 身分証と一緒に写った自撮り
身分証と公共料金請求書の提出は一般的なものですが、身分証と一緒に写った自撮りはやや特殊です。自撮りになれていない人は少し苦戦するかも知れません。
画像提出した後の認証は1営業日以内に終わります。土日をはさんだとしても3日も4日もかかるわけではありません。
3日以上たっても認証が終わらない場合は書類に不備がある可能性があります。サポートからメールが届いていないか確認し、届いていない場合はサポートにKYC認証の件を質問してみましょう。
MGSのサポートにはライブチャットがなく、メールサポートの時間も平日10~21時と一日中対応してくれるわけではありません。
ブックメーカーへの入金を急ぎたい場合は、一日経って認証が終わらなかったらすぐメールすると良いでしょう。
銀行振込による入金手順解説
ここでは実際に行った銀行振込によるMGSアカウントへのチャージ(入金)手順を解説していきます。
ネットバンキングを使えば、わざわざATMで振り込みする必要もないので、入金方法としては1番便利な方法となっています。
簡単な流れ
まずは銀行振込による入金の簡単な流れを確認しましょう!
- 1)MGSにログイン後、「チャージ」を選択
- 2)「Point Gatewayでチャージ」を選択
- 3)「銀行振込」を選択
- 4)入金金額を入力
- 5)決済内容を確認し、「決済ページへ」を選択
- 6)「次へ進む」を選択
- 7)振込情報が表示されるのでメモする
- 8)ATMやネットバンキングで振り込みする
- 9)入金を確認する
流れとしては、ネット通販で銀行振込をするのと、ほとんど同じなので難しいことはありません。
それでは、詳しい手順を解説していきます。
MGSアカウントへの入金手順(銀行振込)
↓MGSにログインしたところです。赤い枠で囲んであるチャージをタップします。
↓チャージ(入金)用のページへ移動しました。
↓画面を下にスワイプさせると『Point Gatewayでチャージ』ボタンがありますので、それをタップします。
↓ポイントゲートウェイ利用画面へと移動しました。今度は入金手段を選ぶ番です。
今回は銀行振込を利用したいので『銀行振込』ボタンをタップします。赤い枠で囲んである部分です。
サンプル画像では見切れて表示されていませんが、入金手段を選択すると次の画面へ進む緑色のボタンを押せるようになります。
↓銀行振込用の画面へと移りました。
希望する入金額を①に入力し、間違いがなければ②のボタンをタップします。
プライバシー保護のため、情報の送信先であるメールアドレスにはモザイクをかけています。
↓確認画面へ移りました。
もう一度入力した情報を確認し問題がなければ赤い枠で囲んである『決済ページへ』ボタンをタップします。
↓決済サービスのページに移りました。
画面を下にスワイプさせると、銀行振込に関する情報を表示するための『次へ進む』ボタンがあるのでそれをタップします。
↓すると、銀行振込に関する注意点が表示されます。
気をつけて欲しいのが振込人の情報として自分の名前を用いるのではなく、決済用の振込人IDを用いるところです。
このIDで識別を行うため、自分の名前で振込を行うとMGSへの入金がうまくいきません。
画面を下にスワイプさせ、実際に振込関連の情報を見ていきます。
↓これが銀行振込に使う情報です。
一部情報保護のためモザイクをかけてあります。繰り返し注意しますが、必ずここに表示された振込人IDを名前の代わりに使ってください。
↓メールアドレスにも振込用の情報がきますので、こちらを参考に振込を行うこともできます。
↓ATMで振込処理を行ったあと、1時間もせずに通知メールが届き、入金も行われていました。
営業時間内であればスピーディーに処理をしてくれます。
↓入金後の画面です。
振り込んだ額がポイントとして反映されています。
銀行振込による手数料は振込額や金融機関によって異なります。最低入金額は1000円となっていますが、手数料や振込の手間を考えると2000円以上の入金がスマートかと思われます。
MGSのページから入金履歴を確認することもできます。
処理ごとに整理用のIDが割り当てられているのが分かります。
銀行振込の手順は以上になります。
コンビニ決済に関する情報
ここではMGSの入金時、コンビニ決済を選んだ際に重要となる点を説明していきます。銀行振込同様、ポイントゲートウェイを利用します。
決済ができるコンビニは下記の3つです。
- ローソン
- ファミリーマート
- ミニストップ
コンビニ決済の手順
↓コンビニ決済を選んだところです。
画面におさまりきれていませんが、赤い枠で囲んである『コンビニ決済』選んでから『Point Gatewayでチャージ』ボタンをタップして手続きを進めます。
次の画面で、『スマートピットの決済ページへ移動』をタップします。
『スマートピット番号発行』をタップします。
スマートピット番号はメールで受け取ることも可能ですが、そのまま画面に表示した方が手っ取り早いです。
中央に表示されている『画面で通知』ボタンを押せばスマートピットの番号が表示されます。
↓スマートピット番号が表示されました。
コンビニ決済ではその時の専用として発行されるスマートピット番号が発行されます。
そして、このスマートピット番号をコンビニのマルチメディア端末に入力し、申込券を発行します。
申込券をレジに持っていくと、料金を支払うことができます。
スマートピットの番号はMGSのプリペイドIDと異なり、入金のために使う一時的な番号なのでモザイクをかけていません。
300円の手数料を加算して支払い
コンビニ決済では300円の手数料がかかります。入金額によっては収入印紙も必要となります。支払いは手数料の300円が加算された状態で行われます。
例えば、3500円入金しようとすると支払いは3800円になります。
1000円から入金できますが、手数料が少なくとも300円はかかるため、やはり2000円以上の入金がスマートかと思われます。
電子マネー(エコチップ)決済に関する情報
MGSには電子マネー(エコチップ)での入金も可能です。
可能なのですが、電子マネーという言葉がもつ便利そうなイメージを粉砕するトリックスターのような存在で、1番おすすめできない方法です。
元々エコチップを利用している方以外は、恐らく銀行振込やコンビニ決済の方がシンプルかつ楽かと思われます。
電子マネーの一種であるエコチップで入金したい場合は、チャージのページで『電子マネー』を選択し『Point Gatewayでチャージ』ボタンをタップします。
電子マネー(エコチップ)決済では更に支払いが分岐
既にエコチップのアカウントをもっており、残高がある方以外はエコチップに入金する必要があります。
そしてエコチップへの支払い方法も複数用意されているため決済方法が分岐します。
MGS入金のため電子マネー(エコチップ)を選んだわけですが、更に入金手段が分岐するわけです。
ペイジーによるATM振込やインターネットバンキング、そしてセキュリティマネーというプリペイド型電子マネーが支払い手段として登場します。
電子マネー(エコペイズ)による入金の流れは下記のようになります。
セキュリティマネー(プリペイド型電子マネー)
↓
エコチップ(プリペイド型電子マネー)
↓
MGS(プリペイド型E-wallet)
このように、三段構えとなっており、たらい回しのような印象を受けます。
便利なはずの電子マネーを選択していくと、かえって手順が多くなり面倒になるという状況です。
インターネットバンキングはPC向け
エコチップはインターネットバンキングでの購入も可能ですが、サイトはPC向けのものです。スマホで利用できる保証はありません。
PC版とモバイル版に切り分けてページを作成してはいないようですので、PCでの利用が無難かと思われます。
少額、細かな額は購入しづらい
エコチップは、カートに購入したいポイント数のセットを入れ、その後に決済をするシステムを採用しています。
この時、カートに入れられる額は固定となっており、セットの最小額は5000円となっています。
「2500円分だけMGSにチャージしたい」方でもエコチップを利用した段階で5000円以上の入金が必要となります。
エコチップは確かに電子マネーですが、MGSの入金手段としてはさほど便利なものではありません。
エコチップの利用が果たしてスムーズなMGS入金につながるのか、自身の環境をふまえながら判断しましょう。
まとめ
MGSアカウントへのチャージ(入金)方法や手順、入金に関連する情報について触れてきました。
MGSへのチャージは電子マネーによる決済にこだわりすぎると、分岐が多くて、かえって手間が増える側面をもっています。
立ち寄りやすいATMやネットバンキングをお持ちの方は銀行振込で、立ち寄りやすいコンビニがある方はコンビニ決済がスマートかと思われます。
元々エコチップを利用されている方はそのまま使うと快適でしょう。この記事がMGSチャージの手助けとなれば幸いです。
カテゴリ:入出金ガイド