【ブックメーカー比較】オッズの高さランキングTOP3
- 2021/03/09
- 2021/03/09
賭けの勝率を上げることは重要ですが、より良いオッズを選ぶことを忘れてはいけません。
オッズが悪いと利益を出すために求められる勝率が上がり、長期的に見た場合かなりの差が出てしまいます。
この記事ではオッズで選ぶ日本語対応ブックメーカートップ3と題し、人気のあるマーケットでオッズが良く遊びやすいところを紹介していきます。
今回はオッズの高さの基準となる1位のブックメーカーから紹介していきます。
まずは取り上げる人気マーケット(賭けの種類)について説明です。
目次
オッズを比較するスポーツ
オッズの比較はブックメーカー界で人気のあるスポーツ2種類で行ないます。一つはサッカー、もう一つはバスケットボールです。
両方とも世界中にプロリーグがあり、サッカーの欧州リーグ、バスケットボールのNBA(北米リーグ)は日本でも人気がありかなりの情報を収集できます。
あまりマイナーなスポーツですと、ブックメーカーによっては取り扱っていない場合がありますし、ブックメーカー側もあまり情報をもっていないため低いオッズをつける傾向があります。
人気スポーツの人気マーケットですと、がぜん注目が集まり他のブックメーカーと比較されるため、しのぎを削るように高めのオッズを出します。
オッズではなく他のサービスで差別化しようと考えるブックメーカーは、平凡なオッズを出すケースも。
平凡なオッズ=遊びにくいブックメーカーというわけではありませんが、オッズの良いところで遊ぶに越したことはありません。
オッズは数値という形で目に見えてあらわれるので、比較しやすい要素でもあります。
Jリーグはほとんどのブックメーカーでベット可能
ブックメーカー界で一番人気のスポーツがサッカーです。
日本で行われているJリーグも、日本語非対応を含むほとんどのブックメーカーで取り上げられています。
人気のあるマーケットは引き分けを含む、1×2と、点差を設定したハンディキャップベット(※以降「AH」と表記)や両チームの総得点が指定した点数を上回るか下回るかに賭けるオーバー/アンダーベット(※以降「OU」と表記)です。オッズの比較にもこれを使います。
人気のNBAはオッズの競争も激しい
バスケットボールも人気スポーツの一つです。
主に晩秋から翌年の春にかけて世界中のリーグが活動します。その中でもNBAの人気は図抜けており、オッズの競争も激しいです。
人気のあるマーケットは純粋な勝ち負けに賭けるマネーライン(※以降「ML」と表記)とサッカーでも登場した「AH」、「OU」です。
日本語非対応を含むほぼ全てのブックメーカーがNBAを扱っています。
ブックメーカーが増え競争が激しくなっているためか、AHやOUで見られる標準的なオッズが以前より上昇しています。
十年ほど前は1.90~1.91がAHやOUの標準的なオッズでしたが、現在は1.91~1.92がよく見られます。
オッズを比較するためには基準となる値が必要です。そのため、今回はオッズの良い1位から紹介し、そのオッズを基準としたいと思います。
さて、二種のスポーツでオッズを比較した結果を見ていきましょう。
第1位「ピナクル(Pinnacle)」
ブックメーカーである程度遊ばれている方にはバレバレだったかも知れませんが、オッズで選ぶ日本語対応ブックメーカー1位はピナクルです。
ピナクルは全般的にオッズが高く、人気マーケットでもそれが表れています。
ピナクルはチームスポンサーなどの広告を削って少しでも高いオッズを出そうとするストイック(?)なところがあり、提示するオッズに誇りをもっています。
ピナクルに一部でも勝っていたり、惜しいところまで迫っているオッズがあれば、そこは「オッズの良いブックメーカー」ということになります。
Jリーグでのオッズ
ピナクルにおけるサッカーのオッズを見ていきましょう。
1×2は比較する対象がないためオッズが良いのかどうか分かりづらいですね。
AHやOUはなるべく勝率50%に近付くよう設定されるため、比較対象がなくてもチェック可能です。
勝率50%のマーケットに対し、1.90~1.92のオッズが提示されるのが一般的です。
上記の画像だと、AHやOUオッズの中間がおよそ1.95になっているのが分かります。
ピナクルは勝率50%が想定されるマーケットに「1.95」というオッズを設定するケースが多いです。
NBAでのオッズ
NBAでのAHやOUもおよそ「1.95」という高いオッズが設定されています。
バスケットボールはMLよりもAHやOUの方が人気ですので、バスケットボール中心で遊ぶ人にとってはとても頼りになるオッズです。
オルタナティブ(別の点差や総得点数)もピナクルでは豊富に用意されているので、他のブックメーカーと設定されている数値が異なる場合でも、オルタナティブを使えば簡単に比べられます。
人気のあるスポーツのオッズはとにかく高い
人気のあるスポーツのオッズはとにかく高いです。
マイナーなリーグになると「ピナクルらしくない」オッズが見られますが、他のブックメーカーでも同様にオッズが低い場合がほとんどのため気になりません。
とはいえ、ピナクルがその時点でベストのオッズを出しているとは限らないので、他のブックメーカーを確認し、オッズを比較することは欠かせません。
ブックメーカーで長く遊ぶ場合は、複数のブックメーカーを使うことを視野に入れましょう。
第2位「スポーツべットアイオー(Sportsbet.io)」
日本円などの法定通貨とビットコインなどの仮想通貨を、ウォレットごと切り替えて利用できる、とても便利なスポーツべットアイオーが第2位です。
ここは便利なだけではなく、オッズにも見るべきところがあります。
ピナクルに比べるとアンダードッグ(不利な方)のオッズが良い印象で、私がベットする前に確認するブックメーカーの一つです。
また、スポーツべットアイオー独自のプライスブーストによって、プレイヤー自身の手で戦略的にオッズを上げることができます。
Jリーグでのオッズ
スポーツべットアイオーのモバイル版では主要マーケットをまとめた表示がなかったので、画像が三枚になりました。
スポーツべットアイオーはアンダードッグのオッズが良いと前述しましたが、ここではフェイバリット(有利な方)の名古屋グランパスエイトのオッズがピナクルの1.90を超えています。
AHやOUではピナクル超えを果たしていません。スポーツべットアイオーのAHやOUはどちらかにオッズがかたよっている印象があります。
ピナクルの予想とスポーツべットアイオーの予想がずれていれば、そこに設定する点差やオッズの差が生まれますので、その点でもスポーツべットアイオーは他のブックメーカーと併せて使うのに向いています。
NBAでのオッズ
今度はNBA主要マーケットのオッズを比べてみます。
ピナクルではアンダードッグのクリーブランドのオッズが「5.76」」でしたが、スポーツべットアイオーでは「6.6」とけっこうな差があります。
AHはそもそも設定している点差が異なり、OUではピナクル超えを果たしていません。
オッズの中間値は1.91ほどなので、これだけ見るとオッズがすぐれた場所には見えませんね。
しかし スポーツべットアイオーではこのオッズをプライスブースト機能で上げることができるため、自らの手でピナクル超えを生み出すことが可能です。
活用するメリットしか存在しないプライスブーストについて説明していきます。
プライスブーストを使いこなそう
プライスブーストはスポーツべットアイオーが誇る独自のオッズ増強機能で、30を超えるカテゴリのスポーツで一日一回(正確には使うと24時間のクールダウンが必要)任意で使うことができます。
画像の例ですと二つのカテゴリで使用されクールダウン中となっています。
一部のマーケットに使えないという弱点はあるものの、オッズを上昇させればそれだけ利益率が上がるので、プレイヤーの頼れる味方です。
このプライスブーストを使えば、簡単にピナクル超えのオッズを演出することができます。
プライズブーストは元のオッズが大きいほど上げ幅が大きくなるため、アンダードッグに対して使うとより効果的になります。
上記のNBAの対戦の例で言うと、オッズ「1.13」のフィラデルフィアに使ってもあまり効果がなく、オッズ「6.6」のクリーブランドに使うと効果てきめんなのです。
プライズブーストはその性質上、様々なスポーツに一日一回ベットする遊び方で最大限に活用できます。
「ブロガベット」などの予想投稿サイトを参考に幅広いスポーツにベットするプレイヤーであれば相当の恩恵を受けるでしょう。
▼ブロガベットの詳しい内容はこちら
逆に、特定のスポーツに一日何度もベットするプレイヤーだと活かしきれないのがプライズブーストです。
その場合、一日一回のチャンスを効果的に使いたいものです。
第3位「スポーツベット(supotsubet)」
第3位は伏兵的存在のスポーツベットです。歴史は浅いものの日本のスポーツを広く扱っていて、オッズにも侮れないものがあります。
独自性の高いデザインですがサイトは使いやすくまとまっています。モバイルだと表示が崩れがちなのが惜しいところです。
ウォレットはカジノと共有になっており、どちらも楽しめる方にはもってこいの作りとなっています。
Jリーグでのオッズ
Jリーグのオッズを見てみましょう。
1×2のアウェイである名古屋グランパスエイトのオッズが「1.97」でピナクルの「1.90」を超えていますね。
またAHのアウェイ-0.5でも「1.92」と、ピナクルの「1.90」を超えており、かなり優秀です。
NBAでのオッズ
今度はNBAのオッズです。
OUでは設定している総得点が異なり比べられず、MLやAHでもピナクルを超えてはいませんが、高水準のオッズであることが分かります。
AHの中間点はピナクルには及ばないものの「1.935」と高めの設定です。
勝率50%が想定されているマーケットでのオッズがほとんど1.91~1.92であることを考えると明確なアドバンテージがあります。
OUでも中間は1.925ほどの数値です。こちらも良好なオッズですね。
NBA中心なおかつハンディキャップベット好きのプレイヤーには魅力的なブックメーカーです。
規模は小さいので娯楽プレイヤー向け
新進気鋭のスポーツベットはオッズの面で健闘しているものの、他の大手ブックメーカーと比べると規模の小ささは否めません。
大きな額を動かすのであれば、信頼性や最大ベット額の関係でピナクルやウィリアムヒルなどの超大手ブックメーカーが向いています。
入金不要ボーナスもありますし、スポーツベットは娯楽プレイヤー向けの色合いが濃いです。
大きく勝負したいプレイヤーは、最大ベット額をあらかじめチェックし、勝ちまくった際に最大ベット額を制限される可能性も想定しておきましょう。
まとめ
オッズの良さで選ぶ日本語対応ブックメーカーを1位から順に紹介してきました。
大本命のピナクル、プライスブーストを戦略的に使えるスポーツべットアイオー、伏兵的存在のスポーツベット、それぞれに個性があります。
複数のブックメーカーを使い、なるべくオッズの良いところで賭ければ利益の底上げがはかれます。
遊んでいるブックメーカーのオッズが物足りないよう感じているのであれば、今回ご紹介した3つのブックメーカーをのぞいてみてください。その違いに驚くかも知れません。
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カテゴリ:ブックメーカー入門